明日太めろんです。
今回はワコムのペンタブ「Intuos Pro」のsmallサイズを購入したので、紹介していきます。
ペンタブ選びに困っているという人の参考にでもなれば幸いです。
Intuos Proの特徴
Intuos Proはワイヤレス接続ができます。
付属のレシーバーをPCに接続することで無線通信が可能です。
配線を気にせずに絵を描けるメリットはかなり大きいですね。
しっかり計測したわけではないのですが、バッテリーは10時間ぐらい持っているのではないでしょうか。
もちろんケーブルを接続しながら描いても良いです。
バッテリーが切れた際もケーブルを接続して充電を行います。
ただ、純正のケーブルは耐久性があまりないという声が多いので、別のケーブルを用意しても良いかと思います。
Intuos側のUSBの形がやや特殊なので何を買ったら良いかわからないという人は以下に紹介するケーブルを購入しましょう。
なぜかケーブル探しで無駄に苦戦してしまったので、参考までにどうぞ。
「Intuos Pro small」と「Intuos Pro Medium」以降の違い
Intuos Proにはsmall、Medium、Largeと3種類のサイズが用意されています。
この中でもsmallはやや特殊で、Medium以降とはスペックが若干異なります。
違いは大きく分けて以下の2つです。
・筆圧レベル
Medium以降が4098であるのに対して、smallは2048レベルです。
・ファンクションキーの数
Medium以降が8つなのに対して、smallは6つとなっています。
これらの違いはあるものの、実際に使ってみるとそこまで困るほどでもなかったので、選ぶ際はサイズで決めると良いのかなと思います。
(筆圧レベルに関しては自分が使いこなせる領域に達していないだけかもしれませんが…)
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Intuos drawとの比較
以前、Intuos drawを使っていたことがあったので実際に使ってみた身としてdrawとPro、両者の比較をしてみたいと思います。
主観がかなり入っていますがdrawとProのどちらを買おうか迷っている人の参考になれば幸いです。
まず、描きやすさはProの方が上です。
drawを使っていたときは狙い通りの線が引けないときがあり、少しイライラすることがありました。
なぜ同じペンタブという部類なのに描きやすさが変わるのかというと、読み取り精度や速度の違いによるものだと考えられます。
drawの読み取り精度が±0.5mm、読み取り速度が133ポイント/秒であるのに対し、Proの読み取り精度は±0.25mm、読み取り速度が200ポイント/秒です。
Proの方がペン入力の結果をより正確に反映させていることから、狙った通りの線が描きやすいと感じるのでしょう。
おかげでProに乗り換えてから、線画もデジタルで取り組めるようになりました!
(drawを使っていたときはアナログの線画を取り込んでいました)
ペンも専用のものが用意されており、重厚感があっていいですね。
とはいえ、Intuos drawは低価格なのが最も魅力的なところであり、1万円以下で購入できるので、お手軽にペンタブを使ってみたいという人はdrawでもよいかと思います。
しっかりお絵かきしたいと考えている人にはProがおすすめです。
smallサイズはこんな人にオススメ
smallとMedium以降では性能に違いがあるにもかかわらず、smallサイズをおすすめしたい人がいます。
それは、ノートパソコンでお絵かきをしている人たちです!
なぜかというと、サイズ感がちょうど良いからですね。
実際に、13インチのノートPCの上に載せて比較してみました。
見事にサイズがぴったりです。
完全に重ねてしまうと下のPCが見えなくなります笑
かろうじて下の白い出っ張りが見えていますが…
ノートPCユーザーは大きすぎず小さすぎないsmallサイズを選ぶとよいでしょう。
デスクトップPCでお絵かきをするという人はMedium以上で大丈夫だと思います(ただし、ディスプレイの大きさによります)。
ディスプレイに対してペンタブのサイズが小さすぎると描きにくくなってしまうので注意しましょう。
また、Mediumサイズの同価格帯にはGAOMONのPD1560という液晶ペンタブレットもあります。液タブも欲しいと考えている人はこちらを検討してみるのもアリかもしれません。
PD1560の詳細についてはこちらにまとめています。
まとめ
Intuos Proシリーズは少々値は張るものの、板タブの中では最上位モデルに相当するだけあってなかなか扱いやすいです。
もし興味があれば是非使ってみてください!
(おまけ)実際に描いてみた
Intuos Proで実際にイラストを描いてみました。
今回描いたキャラはアイドルマスターシンデレラガールズに登場するアイドル、二宮飛鳥です。
線画から色塗りまでこの一台で全部描きました。
アナログから線画を取り込まなくてもデジタルでそこそこ描けるのが個人的には嬉しいですね。
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