以前、ミスターVRさんの動画を見て3点トラッキングでもVirtual Desktopの設定を見直すことにより疑似フルトラができることを知りました。
ただ、上記の動画で紹介されている通りに設定を見直すとVRChat上でピースサインが出せなくなるという事象が発生するようになりました。
Steam Linkからの接続であればピースサインが出せたので接続方法によって動きが違うという状態です。
今回はそうなってしまった場合の直し方について紹介します。
ピースが出せなくなる設定の仕方(再現方法)
Virtual Desktopの設定画面から「STREAMING」のタブを開きます。
赤枠の「Forward tracking data to PC」にチェックを入れると以下の2つにチェックが入ることを確認します。
- Emulate SteamVR Vive trackers
- Emulate Index controllers

現象
上記の設定でVRChatを起動するとピースができない事象が発生しました。

上の画像は手を開いた状態です。
この状態からピースをしようと思っても親指が少し曲がるだけでピースがなぜかできません。↓

対策
ピースを出せるようにするには、Emulate Index controllersのチェックを外す必要がありました。

再びVRChatを起動し、キャリブレーションを実施すると無事にピースを出せるようになりました。
疑似フルトラッキングの恩恵も受けられています。

まとめ
今回はVRChatでピースサインが出せなくなった場合の直し方について紹介しました。
解決方法を教えてくれた10月同期会のSさんには心から感謝いたします。
また、ミスターVRさんの動画コメント内でも同事象が発生したという報告もあったため、もし同じ現象に遭遇して困っているという方がいましたら上記の方法を試してみてください。
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